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再び彼らについていくと、目の前に少し錆びた大きな鉄の扉が現れた。
扉の両端に灯る炎が不気味に「A倉庫」と書かれた看板を照らし出す。
「ここが倉庫だ」
「見りゃわかるわwwww」
「ハハハ、そりゃそうだな。じゃ、開くぞ」
オレの発言も陽気に笑い飛ばし、崩斗と呼ばれる男は重そうな鉄の扉に手を掛ける。
そして、ギィィと耳障りな音を立てて扉が開いた。
「うっはwwwwホコリくっせぇwwwこwwwれwwwはwwwヒwwwドwwwイwwww」
一体何年使われてねぇんだよwwwきたねぇwwww公衆便所もビックリの汚さwww
オレを窒息死させる気かwwww
「わりぃな、まぁ我慢してくれや。まずはお前の身長に合った制服を探さねぇとな。制服ってどの辺りにあったっけ?」
ホコリが舞う倉庫の中を、崩斗は顔色一つ変えずに探索し始める。
すげぇwwwwここの人間はこういう状況にも対応出来るのかwwwwたくまし過ぎるwww
「ゲホッ…!ち、違うよ崩斗くん…そっちじゃ……ふぇ、ふぇくしょぃ!」
この子はダメみたいwwww普通にムせとるwwwww普通にクシャミしとるwww
ふぇくしょぃwwwwカワイすぎ萌えたwwwww
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