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「見つけた…アイツが『預言者』ね…」
「ふふふ~ん♪ふふん♪ふん♪ふん♪」
なんとか両耳にイヤフォンを装着完了。
ちなみに良い子の皆は自転車で音楽聴きながら道路走るのは危険だから止めような。
うん、マジで危ない。作者死にかけてるから。
お兄さんとの約束だ。
先ほどのトラックの予知以来、交差点や曲がり角などで脳裏に映像が浮かぶことが無くなった。
オレの「予知能力」発動条件は大きく3つ。
1つは、オレの身に何らかの危険が迫った場合。
この場合、自分がどういう事件や事故などに巻き込まれ、どういったケガや死に方をするなど、その時の状況を詳しく映像で知らせてくる。
2つ目は、自ら意識して未来を予知する場合。
これは予知する対象を頭に思い浮かべ、意識を集中させると発動する。最大で7日先までしか予知できない。ちなみに更に意識を集中させれば秒、分、時間単位で細かく未来を予知できる。
3つ目、これは睡眠時に予知する場合。
通称「予知夢」と呼ばれる能力だが、これの発動は極稀。これが発動する時は、相当大きな事件や事故などが発生する場合。しかもその予知された事件や事故がいつ起こるか分からない。
数日先かあるいは数ヶ月先か…数年先の事という場合もあるかもしれない。
予知した事があるのは2001年のニューヨーク同時多発テロや、2004年のスマトラ島沖地震とか…
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