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「捜したわよ…」
舞う砂塵の中から、そいつは現れた。
まるで深海を想像させるかのような、深い青色をした髪は腰まで伸び、目も同じように綺麗な青色に染まっている。
キリッとつり上がった目は少々キツそうな性格をイメージさせるが、抜群に整ったその顔立ちはオレが今まで見てきた女性達の中でも群を抜いていた。
漆黒のコートを身に纏い、背にはさっきオレを攻撃したと思われる身の丈程の大きさの太刀が備わっている。
まぁ長々と説明しましたが、一言で言えば
すwwごwwくwwタwwイwwプwww
美人wwwテラ美人www
おっきしそうwwww今まで3次元とかバカにしてたけどwwwヤバイwww3次元ヤバイwwww
「……? 何さっきからハァハァ言ってんのアンタ?」
超絶美人なアナタに興奮してしまいましたwwwぺろぺろwww
なんて言える訳ねーだろwww
殺されるわwww確実に切り捨てられるわwww
さっきの一撃見たでしょwwwあの容赦のない一撃をwww
この子すっげぇ美人だけど容赦ないよwww常に全力www青春を駆け抜ける高校球児ばりに全力www
「ま…そんな事どうだっていいわ…」
へたり込むオレを見下しながら、ゆっくりとこちらへ歩いてくる少女。
ちょっとパンツ見えそうwwww
しかしここはあくまで冷静に…
間違っても彼女を刺激するような発言をしてはいけない。
ビュウゥ…
ふわっ…
「ちょwww見えたwww今見えたwwwパンツまで青色wwwブルーガールすぎwww」
見事な蹴りがオレの顔面を直撃した。
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