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『こちら神矢 みちほ。予定の位置に到着しました』
「了解、オレ達2人もミッちぃを確認できる位置にいるぜ。じゃあ作戦に移るが…くれぐれも気をつけるんだぞ?ヤバイと思ったら即離脱!OK?」
『了解しました』
そこでミッちぃとの通信は終了。
オレと崩斗は、廃屋の屋上から下を歩くミッちぃを見張っている。
あとはミッちぃが適当に歩き回り、犯人が出てきた所で例の場所におびき寄せるだけなのだが…
本当にあんないたいけな少女にこんな危険な役回りをさせてもいいのか…?と思ったのだが崩斗いわく
「オレだって本当は乗り気じゃねぇが…本人がやるって聞かないんだから仕方ないだろ?それに、ああ見えてミッちぃはケンカ強いんだぜ?」
などと自慢気に語ってた。
ケンカが強いからとか…そういうレベルの問題じゃないと思うんですけど…
だって命掛かってるしね。失敗したら普通に死んじゃうからね。
「そんな事よりミッちぃの周囲にしっかり気を張り巡らせてろよ。ちょっとでも怪しい動きがあったらすぐにミッちぃに知らせて作戦実行するからな…」
「オッケェイwwwwwもう任せろwwwwドーンとこーいwwwwwハッハッハwwww」
さぁて…
いよいよ私の能力の出番でございまするな?
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