捩じる者

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「おし、ここがお前の予知ポイントの前だ」 そういって廃屋の屋上から下を見下ろす崩斗。 下には先程予知した壊れた自販機が見える。 そんな事よりオレの股間が大雨洪水警報発令中wwwwww多い日も安心のアレ装着しとけばよかったwwww 「…で、どの辺りから出てくるんだ?犯人は」 「そこの細い路地裏から」 「そうか。じゃあそれもミッちぃに伝えておけば更に危険を回避できるな…秒単位で未来を予知できるなんて、便利な能力もあったもんだな」 両手を腰に添えて感心したように呟く崩斗。 いいだろwwwwwいいだろwwwwもっと感心して驚けwwww 「その能力、いつごろ気が付いたんだ?」 「小学校低学年の時にな、ウチの近所の交差点で初めて未来予知した」 「へぇ、どんな未来を?」 「軽トラに撥ね飛ばされる未来。もうその瞬間に思ったね! 「ちょwwww今のもしかして未来予知じゃねwwwwwうはwwwテラカッコヨスwwwww」 とかはしゃいでたら軽トラに撥ねられたwwwww全治1ヶ月wwwwwドゥフwww」 「バカだろお前」
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