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ゴクリ…
隣に居た崩斗と、ほぼ同時に唾を飲み込む。
ドクンドクンと早まる心臓を押さえながら、その瞬間を待った…
そして
「…!あいつかッ…!」
先に崩斗が気付き、物影から身を乗り出しながら呟いた。
おいバカ引っ込めwwwwwwバレるバレるwwww
興奮して落ち着かない崩斗を、何とか再び物陰に引き戻す。
「バカヤロウ、少し落ち着けよ…お前も見てただろ?ミッちぃ、ちゃんとアイツに気付いてたぜ?」
「お、おう…そうだな、悪い…」
少しばかり強めに言い放ってやると、崩斗は申し訳さそうに頭を掻いた。
コイツ、ミッちぃの事となると本当に余裕が無くなるみたいだ。
どんだけ好きなんですかwwwwこのロリコンがぁwwww
…はい、シリアスをぶち壊すツッコミを入れた所で再び本題に戻ろうではないか。
「さて、ココまでは一応予定通りに進んでるな…じゃあ今から例の場所に行くが…」
ゆっくりと立ち上がり、ふぅ…っと小さくため息を吐きながらミッちぃを見下ろす崩斗。
「…あれはヒドいな」
呆れたようにそう呟いた崩斗の視線の先には、犯人から逃げるミッちぃの姿があったのだが…
「イーヤー!タ、タスケテェー!ダ、ダリッ…ダレカー!」
テラ棒読みwwwwwwwwwww噛んでるしwwww
「ダーレーカー!タスケロー!」
命令すんなwwwwwwwwww
「コワイヨ!シンドイヨ!コロサレチャウヨ!」
何でカタコトwwwwwwwwwww
「エンダアアアアアアアァァァァァァ」
イヤアアアアアアアアアアアァァァァァ!!!ってやかましいわwwwwwwwww
「ミッちぃ…」
「おwwwなwwwかwww痛wwwいwwwwっうぇwwwっうぇwwww笑い死ぬwwww今ならいとも容易く笑い死ぬwww」
酸欠で倒れますたwwww
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