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「ぐあぁぁぁぁぁ!!?鼻がッ…鼻が折れたぁぁぁぁ!!ボキッて…ボキッていったあぁぁぁぁ!!!」
あまりの痛さにオレは叫びながら道路をのた打ち回る。
痛い痛い痛い痛い!!
何か鼻が熱くなってきたッ!ヤバイ!なんか熱くなってきた!
そして気が付けば道路はオレの鼻血で真っ赤に染まっているではないか。
こwwれwwはwwヤwwバwwイwww
出血多量wwwテラ大出血www
オレ死ぬんじゃねwwwこのまま血が無くなって死ぬんじゃねwwwwっうぇwっうぇww
「って、そんな事考えてる場合じゃねーよwwwこれマジでシャレになってないwww」
「ガタガタやかましいのよ…何?もう一発ぶち込んであげようか?」
両手で鼻を押さえながらパニックに陥るオレに、彼女は容赦のない一言を浴びせてくる。
どんだけ鬼畜wwwあなたの前世はフランちゃんか何かですかwww
「わかった、もう騒がない。だから病院に行ってきていいですかwww」
彼女の鬼畜さは理解した。
これは病院に連れて行ってくれと頼んでも、あっさりと断られる。間違いない。
だったら自分から宣言してやれば…
「そうね。どうせ病院にいくなら、ついでにもうちょっと大怪我をして行ったほうがいいんじゃない?」
どんなついでだよwww
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