捩じる者

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まるで鬼ごっこでも楽しんでいるかのように、根暗野郎はニマニマと笑いながらオレ達の後をゆっくりと追ってくる。 そして、もう1度崩斗が背後に大きな壁を作り上げたのを合図に、オレ達は廃屋の影へと身を潜めた。 「ちょwwwwどうすんねんwwwwどうしたらええねんwwwww」 「えぇい!少し落ち着けエセ関西人!とにかく、奴にうかつに近づく事は自殺行為だ!作戦をたてて慎重に行動すべし!」 声を押し殺しながら怒鳴りあうオレ達wwwwww その瞬間、バキバキという音と共に瓦礫の崩れたような音が聞こえた。 恐らくさっき崩斗が時間稼ぎのために作った壁を根暗野郎が潰したのだろう。 一体どうやって… 「いいか?奴はあの手に触れた物を“捩じる”能力を持ってやがる…たとえ鉄だろうがダイヤだろうが、奴があの手で触れれば簡単に捩じり壊されちまう」 チートすぎワロタwwwwwwww 「とにかく、接近戦は不利な要素が多すぎて勝負になんねぇ…やるなら遠距離攻撃だ」 「うはwwwおkwwwww頑張れwwwwwww」 「てめぇもやるんだよ!」 無茶をおっしゃるwwwwwwwww このオレに何か出来るとでも思ってんですかwwwwwwwww甘ぇwwwオレのばあちゃんが作る煮豆より甘ぇwwwwwww 遠距離攻撃? 空き缶でも投げろってかwwwwwwwwワロスwwwwww激しくワロスwww 「お前は囮になって、奴の気を引き付けろ!奴の意識が完全にお前に向いたら、オレとミッちぃで奴に総攻撃をかける」 「把握wwwwwwwwwwwwwwwww」 「えっ?」 「じゃ、頼んだぜ!」 ゆっりゆっらっらっらっらゆるゆりwwwwwゆっりゆっらっらっらっらゆるゆりwwwwwゆっりゆっらっらっらっらゆるゆりwwwwwゆっりゆっらっらっらっらゆるゆりwwwww 大wwwwww事www件wwwwwwwww 泣いた。
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