幻想の二、幻想入り?

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けっこう暇なのでその場で座りメールの確認をする事にした。 『これからお前の家行くぜ☆ (^-^)/ 魅魔様にとりあえずひれ伏せ愚民がっ!!! バイ・・・八雲藍。』 これは間違いなく妖月だな。 お前も愚民だろ・・・いちいちメアド変えてから送ってくるな・・・ しかし・・・私のケータイに最後に着信がきたのがお前か・・・他には・・・・・・・・・ん? 『あなたをスキマ送りにします。 お土産よろしく。 (^-^)/ バイ・・・八雲紫』 ・・・は? 「あなたもいろいろ災難ですね。」 夢子さんが後ろからケータイをのぞき込んでいる普通にビックリした。 気配がまるで感じられなかったらな。 「お土産って何を取られたんですか?」 と夢子さんはクスクス笑いながら聞く。 ・・・取られたって前提で聞ける洞察力がスゲーよ・・・ 「赤いきつねって言ううどんをもってかれました。」 普通に答えたら何が気に入らなかったか、夢子さんが少し気にくわない表情する。 「敬語外して良いわ。 サラの友達でしょ? サラと話てた時みたいに自然体でね。」 敬語が嫌だったのか? 「わかったよ、敬語は外す。」 「では立ち話もなんですので、そろそろ部屋へ案内します。 お荷物お持ちしましょうか?」 そう言い夢子さんに荷物を預ける。 貴重品や仕事の物が入った異様にでかい黒いリュックを覗いて・・・ そして夢子さんが歩き出し、それについていく・・・
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