幻想の二、幻想入り?

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「そりゃ無理だ。 それじゃ嘘ついた事になるだろ? 人にはできる限り嘘つきたくないんだ。」 よくこれで妖月に・・・調子のんなバーカ! とか言われるがな・・・ 「なかった事にはしないが、別に言う必要もない事は言わないから。」 「今言わないって言ったね!約束だよ!」 ユキは一つ一つ熱いな・・・ 「言わないよ。」 それから部屋へ行き荷物を置いたりして、風呂に入り、着替えなんて用意してなかったので、予備で持ってたランニングシャツに白衣と短パンですませる。 なぜ短パンがあるかと言うと、私はスーツと言うか、長ズボンの下にジャージの短パンを履いてないとどうも落ち着かない。 その後廊下を歩いていたら、いきなりサラに捕まり連行される。 連行された部屋には夕飯の支度がされていて、さっきの4人もいるが、白い髪にアホ毛?の似合う少し幼い感じの人が座ってる。 そう言えば・・・まだこの人にはあってなかったな・・・ 「初めまして、 定村さんですよね。 私は神綺、この魔界の神様です。」 この人は見た目も喋り方も声もイメージどうりだが・・・ カリスマ性? かわいいとかそう言うのとは違う何かが伝わってくる・・・ 「初めまして。 今日はお世話になります。」 なんだろう・・・ こういうタイプの人には私は敬語を外せなさそうだ・・・ 「あら? 今日だけなの? もう少しゆっくりしていけば良いのに。 魔界は良いところよ」その最後のセリフはぜひルイズに言ってもらいたかったな・・・ 「早く帰らないと仕事クビになるので・・・」 医者の無断欠勤なんて聞いたこと無いしな。 「え?そんなんで仕事止めさせられちゃうの!」 言ったのはサラ。 ユキとかもわかりやすいリアクションを取るが、やはりマイとかはどーでもいーって感じにノーリアクション。 「料理が冷めてしまうのでそろそろ頂きませんか?」 夢子さん・・・あなたもどーでもいーって感じですね・・・ 「じゃあ定村ここに座って。」 サラに言われた席に座る。 「それじゃあ頂きましょうか。 頂きます。」 これでゆっくりご飯食べれると思ったが・・・ サラ、ルイズ、ユキだけでく、神綺様からも質問攻めを喰らい喋ってばっかりだ・・・ ・・・なんか疲れた。 歩いてできた疲れよりよっぽど酷い・・・ そして私は部屋に行き布団へダイブ・・・ではなく倒れる感じ・・・ 「布団柔らかいな・・・チクショウ・・・」 何が悔しいかわからない・・・ゆっくり動いて布団に潜りそのまま寝てしまった・・・
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