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「そりゃ無理だ。
それじゃ嘘ついた事になるだろ?
人にはできる限り嘘つきたくないんだ。」
よくこれで妖月に・・・調子のんなバーカ!
とか言われるがな・・・
「なかった事にはしないが、別に言う必要もない事は言わないから。」
「今言わないって言ったね!約束だよ!」
ユキは一つ一つ熱いな・・・
「言わないよ。」
それから部屋へ行き荷物を置いたりして、風呂に入り、着替えなんて用意してなかったので、予備で持ってたランニングシャツに白衣と短パンですませる。
なぜ短パンがあるかと言うと、私はスーツと言うか、長ズボンの下にジャージの短パンを履いてないとどうも落ち着かない。
その後廊下を歩いていたら、いきなりサラに捕まり連行される。
連行された部屋には夕飯の支度がされていて、さっきの4人もいるが、白い髪にアホ毛?の似合う少し幼い感じの人が座ってる。
そう言えば・・・まだこの人にはあってなかったな・・・
「初めまして、
定村さんですよね。
私は神綺、この魔界の神様です。」
この人は見た目も喋り方も声もイメージどうりだが・・・
カリスマ性?
かわいいとかそう言うのとは違う何かが伝わってくる・・・
「初めまして。
今日はお世話になります。」
なんだろう・・・
こういうタイプの人には私は敬語を外せなさそうだ・・・
「あら?
今日だけなの?
もう少しゆっくりしていけば良いのに。
魔界は良いところよ」その最後のセリフはぜひルイズに言ってもらいたかったな・・・
「早く帰らないと仕事クビになるので・・・」
医者の無断欠勤なんて聞いたこと無いしな。
「え?そんなんで仕事止めさせられちゃうの!」
言ったのはサラ。
ユキとかもわかりやすいリアクションを取るが、やはりマイとかはどーでもいーって感じにノーリアクション。
「料理が冷めてしまうのでそろそろ頂きませんか?」
夢子さん・・・あなたもどーでもいーって感じですね・・・
「じゃあ定村ここに座って。」
サラに言われた席に座る。
「それじゃあ頂きましょうか。
頂きます。」
これでゆっくりご飯食べれると思ったが・・・
サラ、ルイズ、ユキだけでく、神綺様からも質問攻めを喰らい喋ってばっかりだ・・・
・・・なんか疲れた。
歩いてできた疲れよりよっぽど酷い・・・
そして私は部屋に行き布団へダイブ・・・ではなく倒れる感じ・・・
「布団柔らかいな・・・チクショウ・・・」
何が悔しいかわからない・・・ゆっくり動いて布団に潜りそのまま寝てしまった・・・
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