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着替えを済ませて荷物を確認する。
「・・・同人誌が減ってる。」
しかしマジで助かった。黒いリュックに入っている同人誌のニャリスSOSが入っている場所は開けらて無い・・・
荒らされた形跡のあるところはチャックを開けっ放しだからな・・・
減ったのはレミ咲のシリアス物と、マリアリの恋愛甘々の漫画くらいだ。
まぁ、それくらいならくれてやろう。
そして荷物を持ち部屋を出たら・・・
「定村!」
ユキが現れた!
「ちょうど良い、昨日私のマンガ持ち出しただろ。
荷物運ぶの手伝ったらあのマンガやるし許してやる。」
と言ったらあからさまに何故ばれたと言う顔をするが、
「わかった。
運んだら許してくれるんだよね。」
昨日もそうだったが、お前は何に対して心配をしているんだ・・・
ユキに荷物を持ってもらい移動しつつユキの言い訳を聞く。
言い出しっぺはマイらしいが悪乗りしてしまったらしい・・・
確信犯め・・・
その後朝食を食べた後、夢子さんに魔界城入口につれてかれてる。
朝食の様子は昨日と差ほど変わってない。
ただ夢子さんと部屋を出る時にちんたら朝食食べてる神綺様に(行ってらっしゃい)と言われたのはすごく気になる・・・
また魔界に戻ってくるとでも思ってるのか?
頼むからフラグ立てないでくれよ・・・行ってきますと言ってしまった私もどうかとは思うが・・・
魔界城入口についた。
「夢子さん、どうやって扉まで行くんですか?」
さっそく聞いてみる。
そしてさっさと帰りたい。
「私が定村さんをおんぶして飛びます。」
・・・と、にこやかに言う。ふざけてるのか?
「私は魔界人で最も身体能力に特化しています。定村さんが持ってる荷物を持ちつつ定村さんをおんぶするくらい簡単にできますよ。」
スッゴイわかりやすい説明です夢子さん。
「・・・」
でもなんか嫌です✨
「夢姉ー。」
とか考えてたらサラが走ってきたよ・・・
「持ってきたよ。」
サラが持ってきたのは・・・ネックレス・・・?
「ありがとう。
じゃあサラ、それを定村さんに差し上げて。」
それを言われたサラはあからさまに嫌そうな顔する。
「確かにそれはサラのお気に入りかも知れないけど、定村さんの命とどちらが大事?」
私の命に関わる物なのかそれは?
「定村・・・これあげる・・・
弾幕からある程度守ってくれるネックレス。」
なんと!そんな便利な物を・・・
「ありがと。」
本当に助かる。
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