幻想の一、プロローグ

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私の職業は医者・・・ 別に深い意味は無い。 今は夜。 いつもどおりに書類やら資料の整理で残業・・・ 「お先に失礼します。」 とナースが言う・・・ ナース?ナースと言うのか? はっきり言ってどこからがナースで、どこまでがナースと呼んで良いかはわからない・・・ 「お疲れさまです。」 と私は応える。 社会の職場では当たり前の光景である。 それから何時間か経過し・・・ 「さて、私もそろそろ帰るか・・・」 ・・・とテラ独り言を大きめな声で言う。 何故かって? もはや日課だからさ、 と言うか夜1人で病院の部屋にいるのは本当に怖い。 これだけは本当に何年仕事してても変わらないと思うトップ一位だ。 そして私は大きめな声で独り言を言いつつ病院を出る。 病院から出ればたとえ病院の真ん前にいようが差ほど怖くない。 ケータイの電源をつけて歩き出し少しして、 『\ピチューン!!!/』 これは私のメールの着信音。趣味だだ漏れ。 もちろんメールを確認するが・・・ 「はぁ・・・」 毎度の事だがため息が出る・・・ 仕事してる間にメールが40件強・・・ メールの内容は家に帰るまでスルーするのも日課。 親友の妖月とかは1日で酷いとき130件強来るらしい・・・ 職業上仕方ないとは思うがこれはヒドイ。 数分してマンションにつく、 歩いて行き来できる距離に職場があるのはすごく便利だ。 しかし、マンションについてから今月の分の日本酒をまだ買っていない事を思い出す。
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