幻想の三、弾幕好きは幻想入りしても変わらないっ!!!

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ここでまさかのサラの名ゼリフを聞けるとは! と・・・言うか・・・ 「サラ・・・私個人としては逃げたいんだけど駄目でしょうか・・・」 仮に二次設定だとしてもExルーミアになられたり、666匹ルーミアさんに襲われたりしたら勝ちめが無い。 「駄目!私が定村を守の!それと、久々の実戦だもん。逃げたりなんてできないわ!」 楽しそうに実戦だなんて物騒な事を・・・ 一番最初に動いたのはサラ。 手を大きく振り一発の赤の弾幕を放つ。 なかなか速い・・・ だが所詮ストレート一発だけの弾幕。 簡単に避けられ、ルーミアがサラに手をパーにした状態で向け青い光の線が何本かでる。 その線に沿って光はレーザーに変わる。 それをサラがジャンプする形で後ろに軽く飛び、手で着地してすぐに腕の力のみで斜めに飛び、木に垂直に着地する形で足を付け思いっきり蹴り飛ぶ。 そのまま一気にルーミアに急接近し、 「はぁっ!!!」 ・・・あれ? 「回し蹴り・・・だと?」 鈍い音が響く・・・確実に弾幕では無いだろ今のは!!! 「・・・っ!スペルカード!」 ルーミアのスペカ。 「・・・え、何?スペルカード?」 そうか、サラはさっき魔界から出たこと無いって言ってたな。 スペカを知らないのか。 「月府、『ムーンライトレイ』!」 ルーミアのムーンライトレイ、超至近距離だったがギリギリ避けて距離をとるけが、 サラは肉弾戦には自信があるらしい・・・そんか距離取って勝てるのか? 「スペルカード!」 2枚目、何が来る・・・ やはりディマーケイションか? 「夜府、『ナイトバード』!」 難易度無視か・・・ 「・・・っ!」 かわすので精一杯って感じだな・・・さて、逃げる準備でも・・・ ・・・ ・・・あれ? さっきのムーンライトレイもそうだったが、私はスペカのパターンが読める・・・ いや・・・これは・・・ 東方紅魔郷? 『ズザザ!』 見とれてたらサラが私の側まで追い込まれた。 「あっ!定村離れて!」 サラさんが追い込まれてこっちきたんだろ。 「スペルカード!」 次くるスペカこそ確実に・・・ 「闇府、『ディマーケイション』!」 やっぱり私のよく知っているディマーケイション。 「定村の事はペンダントが守ってくれるから動かないで!」 「っ馬鹿!そっちじゃ被弾するぞ!」 「ちょっ!」 サラの腕を掴み思いっきり引っぱり三歩移動した位置でサラを抱く形で止まる。 「何止まってんの馬鹿!」 「サラ動くな!」
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