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「で、どうすんだ?」
サニーが指を指して
「それ!それ3つくれたら案内してあげる!
外の食べ物なんでしょ、興味があるわ。」
ヴィダーゼリーか、紫さんよりも持ってかれる物の価値が・・・
そう言えば食べ物で動物が手下になるって有名な童話が・・・
「ほら、3つで良いんだな。」
渡したら三人ともスゲー笑顔になった。
可愛いなぁ・・・
「さっさと案内しなさいよ。」
おぉ、なかなか怒ってますねサラさん。
「八つ当たりはするなよ。」
「しないよそんなバカバカしい。」
それから三人に案内されて博例神社に向かう。
その間に十秒飯をちょびちょびとゆっくり飲んでいる・・・
可愛いとは思うが、ヴィダーゼリーは一気飲みが醍醐味だろ?
博例神社の・・・
長い長い階段の前に到着した。
最近の日本には田舎行かなきゃないくらい綺麗で無駄に段が多く無駄に段差の高い階段で、階段の左右には沢山の木があり、見てて心なしか落ち着くが・・・
何やら上の方で爆発音が聞こえるのは気のせいでは無いだろうな・・・
こんな物騒な神社じゃ人なんて来やしないだろ・・・
「どうしたの?早く行きましょ。」
「私的に心の準備が欲しいんだが、」
「そんなの階段登ってればできるよ。」
なぜだかサニーに言われた事に一理あると思った時点で死亡フラグな気がする・・・
そしてこの思考は生還フラグだ。
「よし、行こうか。」
自分に言い聞かせ階段を登り始める。
階段を上りきった。
汗はかかないが息が乱れてる・・・
上がる途中に爆発音が途絶えたのに気がついたが・・・
「ここ本当に爆発音のしてた場所かよ?
全然荒れて無いな。」
博例神社は無傷、
むしろ外の神社と比べて綺麗過ぎるくらいの神社。
いや、外の神社が汚いとかそう言う意味では無く・・・
外の神社より神秘的な空気を感じる。
何の御利益も無さそうだがな・・・・・・さて、呼び鈴でも鳴らすか。
「サラ、ちょっと霊夢呼んでくるな。」
と言い、当たりを見渡した。
しかし手を清める場所が見当たらないので清めるのを簡単にあきらめ石畳を真っ直ぐ直進し、
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