幻想の三、弾幕好きは幻想入りしても変わらないっ!!!

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「・・・」 完全なるスキマができた。 白かったのが紫いろになって目が沢山浮いてるようなあのスキマに 「よし、繋がった・・・なによこれ?」 私はもう入る気でいたが霊夢の言葉を聞いて即やめた。 「これ霊夢が繋げたスキマじゃ無いのか?」 「失礼ね!こんな気持ち悪いの出せるのは紫しかいないわよ。」 「ひどい言いようですわね霊夢。」 霊夢の隣に八雲様がスキマに下半身入れた状態でいきなり現れた。 「ところで定村さん、あなたにはまだ帰ってもらいたくないの。」 「帰ってもらいたくないって・・・ずいぶんと自分勝手ですね。 なら赤いキツネ返してください。」 「今頃きっと私のお腹で消化され栄養になってると思いますわ。」 「なに紫! 式に狐がいるって言うのにあんた狐食べだの!? 最悪!気持ち悪!」 良いぞ!もっと言え! 「もぅ、霊夢の勘違いがかわいいわ。 赤いキツネって名前のうどんがあるのよ。 さて、定村さん。」 スキマに手を入れて、スキマを通じて私の顔の真ん前に扇子を畳んだ状態で突きつける。 「あなたには今回、夜でも無いのに夜行性の妖怪が活発敵になってる異変を解決してほしいのよ。」 簡単に帰れる訳ないか・・・とか自分に言い聞かせるしか無さそうだ・・・ 「夜行性の妖怪が昼でも活発敵に行動してるって訳ですか?」 「そう、その異変を解決「定村まだ帰らないの!?」 いつも話てるのを切られる役のサラが満遍の笑みで紫さんの話を切る。 良いぞサラ! グッジョブ!!! 「あぁ、まだ帰れないらしい。 紫さん倒せば帰れるけど、紫さんには勝てる気しない。」 「良かった。」 サラは裸足で庭にでて私にかけよる。 私は良く無いんだが。 紫さんが咳払いをし、 「話を戻すわね。」 「辛気くさい話は無しよ。」 霊夢にまで話を切られたよ・・・ 「そんな話を博例神社に持ち込んだりしませんわ。 さて、異変解決と言ってもあなたは何の能力も無い人間。 そこで、私の力で能力を付けるわ。 あなたのお友達と同じ能力が良いかしら?」 「サラと同じ能力ですか?サラ、お前は何て能力持ってんだ?」 公式には乗ってないからすごく気になる。 「魔法を使う程度の能力。」 ・・・もしかして魔界人全員そうなんじゃないか?
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