幻想の三、弾幕好きは幻想入りしても変わらないっ!!!

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「違うわよ、その子じゃ無くて、前幻想入りした妖月さん。」 「・・・は?あいつ?」 「え!この気前の良い定村さんの友達があのコスプレとか言ってて夢美の格好してたあの半分女の奴!?」 「いや、アイツはあのなりでも完全な男だろ。」 「私の力で昼は男で夜は女である程度の能力つけたのよ。 ちなみに太陽と月が同時に見える時はごっちゃよ。」 ・・・なんて事だ、帰ったら自慢してやろうとおもってたら先に来てたのか・・・と言うかそれ以前に・・・ その能力いらね~。 「あからさまにいらないって感じの顔したわね。 妖月さんはイヨッシャー!これでカツル!・・・とか言ってたわ。」 ・・・? 「親友として言わせてもらいたいが、そいつ本物か? あいつの事を女とか言ったりしたらアッパーカットとかされてもおかしくはないぞ。」 「幻想郷で男だとBLキャラ扱いされるから女のが良いって言ってたわ。」 霊夢が言ったって事は嘘じゃ無いな・・・ 「なんとなく把握できた、それはそれであいつらしい。」 「にしても、あなた妖月さんと似てないわね・・・なんで親友なの?」 「そう見えるか?私と妖月はそっくりだぞ。」 「ねぇ、定村。 妖月ってどんな人?」 と言いつつべた付いてくる。 機嫌直してくれたのは良いが異性の意識とか無いんだな・・・ しかしこれまるで・・・ 「今のお前みたいに抱き付くようにべた付いてくる女っぽい男。」 妖月のように・・・ 「・・・気持ち悪い」 と言い、サラが私から離れる。 私が気持ち悪いって事なのか今のは? 「それで、あなたはどんな能力が良いのかしら?」 「って言われても・・・」 「やっぱり同じ能力ね。」 「ちょっ!」 「安心して。 ちゃんと空飛べてある程度なら弾幕撃てて、放射能なんかも聞かないから。 はい、できた。」 「え?できたって?」 「夜になると女になるわよ。」 「それって妖怪天邪鬼じゃ・・・」 「人間天邪鬼ね。」 そんな馬鹿な・・・どの辺で間違えた? なんでこうなった・・・ 「紫、たしか妖月さんは胸が出るくらいで差ほど変わりなかったわよね。」 「あれは変化無さ過ぎて逆に笑えたわね。」 止めてイメージできちゃうから・・・ 「ところで定村さん。 帰らないなら今日博例神社に泊まる? その場合は素敵な賽銭箱にちょこっとの気持ちをどうぞ。」 この巫女はまだ金取るのか・・・今小銭無いよ、札しか無いんだよ・・・
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