幻想の四、幻想入りと言えば紅魔館に行くべきだよな!

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すると弾幕がかすりそうで絶対にかすらない。ゲーム道理すぎて怖い怖い・・・ 「・・・嘘、二重弾幕結界がこんな方法で安定した回避のされ方するなんて・・・」 ・・・しかし、毎回思うが・・・何でこうなった? 私が何か悪いことしたか? 霊夢にはした記憶がまだ無いんだが・・・ 「霊夢、このスペルといてくれないか?」 「なに言ってんの !ちゃんと反撃して。」 反撃も何も弾幕の出し方も飛行能力の使い方ですら把握できてない。 それと夜になると性別が逆転するって考えるとゾッとする。 「ならサラが弾幕撃てば良いだろ ? 」 「定村が邪魔で撃てないじゃん。」 ・・・そうか、私はサラをそばに寄せる時に無意識的かつ反射的に私の右にしたんだ。 今は霊夢を中心に右回転で廻ってる形で丁度私が壁になって弾幕を撃てないのか。 これはツンダか ? 「スペルカード解除。」 霊夢がスペカを説いてくれた。 「助かった・・・」 それでまた私の何かが吹っ切れてその場で座り込む。 しかし今回は怖くは無かった。 興奮や焦る気持ちが収まらない、そして弾幕回避は面白いと心から思った。 スポーツ好きな人が初めてスポーツに目覚めた時のそんな感じの表現しにくい感情がこみ上げてくる。 「定村大丈夫 ?」 サラが心配そうに手を差し伸べる。 「あぁ、大丈夫だ。」 私はその手を握り立ち上がる。普通ポジションが逆だとは思うが・・・ 「あなたも弾幕の回避上手いわね。 こんなに的がでかいのにあんな交わされ方初めてだわ。」 的・・・まぁ身長は176㎝あるけどな。 「もと言う事は妖月もって事だよね。」 「そう、二重弾幕結界を何回やっても同じ位置で立ち止まって弾幕が当たらないのよ。」 二重弾幕結界には安直があったのか・・・それは知らなかったな。 ・・・さて、 「サラ、お前いつからパートナーとか決めたんだ ?」 私の中で一番気になってるのはソコだ。 他人から見たら無視しても良いと思うが私には無視できないくらいに大切だ。 「だって私の身を任せられるじゃない。 さっきの弾幕で確信できたもん !」 ・・・自覚して無かったが確かにそうなってる。と言うかさっき霊夢に襲われたのも全てコイツの計算なのか・・・? 「勝手に言ってろ。」 「うん、頼りにしてるね。相棒」 「調子に乗るなよ馬鹿。」 霊夢が楽しそうにこちらの会話を聞いてるのに気づいてさらに疲れが・・・ 「ハァ・・・」 こっち来てからこれでため息何回目だろうか
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