幻想の五、スペカの使い方。

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「よし、行くか。」 醍醐味的なセリフを私が言う、厨二病に当たりすぎたなこれは。 「どこに行くの?」 「風任せさ!」 私は思いっきりジャンプしそのまま上空高くに飛び、それをサラが追いかける。 ・・・飛んですぐに思った、これで飛ぶの二回目だが一回目と全然違う。 一回目は集中しなきゃできなかった。 二回目は体を動かすのが当たり前なように簡単に飛べ「どうも始めまして!」 飛んで本当にすぐ、 位置的に博麗神社の階段の上空辺りで声をかけられる。 「私、文々。新聞を描いております。 射命丸文です。」 どこかの学校でありそうな制服っぽい格好に黒い羽・・・ 右肩にカラスを一匹のっけてる・・・ 糞とか平気なのか? 「・・・取材ならお断りしますよ。」 「あやや・・・まだ聞いても無いのに。 でも、いきなり見つけた怪しい格好の空飛ぶ女に見覚え無い少女に何よりネタです! 私の質問に答えてもらいますよ。」 いきなり合いたくは無い奴に合ったな。 コレはかなり時間ロスするぞ・・・ 「定村、答えてあげればいい「却下。」 ・・・しかし、これはこれで都合良いかも知れない。 「・・・この私にかなうとでも? 力の差は歴然だ。」 私は一つ幻想郷で悟った事を実行する。 「やるという事ですね、天狗とやりあうとは良い選択とは思えませんね。」 そう、幻想郷は厨二病の塊・・・ 「私は既に先手を打っている。」 射命丸がピクッと動く、 「先手? ・・・何をするかわかりませんが、先に叩き「おっと、動かない方が身のためだと思うぞ。 下半身とサヨナラはしたくないだろ。」 射命丸が動こうとしたが止まる。 「・・・何をしたんですか。」 「私は何もしていない、ただ想像してるだけさ。」 「それでは・・・そう言う能力ですか・・・ なんて反則的な・・・」 「定村・・・定村の能力って確か違うよね。」 サラが私のテンションについてこれてない感じで少し戸惑っている 「そのとうり、私の能力とはまた別だ。 しかし、見てわからないか? この強大な力を。」 「・・・確かに、並の力ではありませんね。 今気づきましたよ。」 私が右手を上に上げ、気円斬を作る時のようなポーズを取り、
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