幻想の五、スペカの使い方。

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その弾幕が迫りつつある中サラをチラ見するが、この程度なら平気らしいな。 右手広げを弾幕に向け 「ただ厚いだけの弾幕じゃきかな『パァァァァ・・・』 喋っている間に私の右肩にギリギリ当たらないくらい上の部分に虹色の一本の線が・・・ 「スペルカード。 実りやすいマスタースパーク!」 宣言おそいだろ! と言うかまだオーレリーズサンは続いてるのに次のスペル使うってアリなのか!? ゲームで起きたらどれだけ鬼畜ゲームか・・・ 身を屈め星形弾幕に突っ込み魔理沙に接近。 もちろん弾幕は都合よく効かない。 「ルール無視かよ!」 スペル宣言する前にスペカ放った奴に言われたくはない。 魔理沙に走って接近してたわけだが魔理沙は実りやすいマスタースパークとオーレリーズサンを出した状態で異動を始める。 「どうした? そろそろ私の恋が実っちゃうぜ。」 ・・・実りやすいマスタースパークの線って方向転換できたっけ? それ以前にこのマスパは5枚消費スペルだ、当たって生きていられるのか私は? くそ、一方的すぎる試合はつまら 「っ!」 思いっきり飛んで線から逃げようとしたらいきなり足に激痛が走り転ぶ。 「・・・スペルキャンセル。」 魔理沙がスペカをといて近づく。「大丈夫か~? 私はまだコレと言って何も当ててないぜ?」 「ちょ・・・魔理沙・・・右足伸ばして・・・」 「・・・それは私に足を広げろって言ってるのか?」 魔理沙がスカートを抑えて距離を取るが今の状態じゃキレる要素だなコレは。 「足つったから私の足伸ばすの手伝えって言ってるんだよ!!!」 「なんだよ、それならそうと言ってくれれば良いのに。」 ニヤニヤしながらしゃがんで私の右足を引っ張る。 「・・・っ!」 「定村負けちゃったの?」 「なんか足つったらしいぜ。」 「どっちにしろあんなんで勝てるわけ無いよね。 当たらなくては意味は無いって言うけど当てられなくても意味は無いよね。」 本人の前で言うこと無いだろ・・・ 「弾幕の撃ち方がわからないから実戦をすれば何か掴めると思った、今は後悔してる。」 実際霊撃を意識的に使うと言う大きな収穫できた。
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