5人が本棚に入れています
本棚に追加
やはり異変を解決するには私とサラだけじゃ力不足にもほどと言うものがあるのか。
しかし・・・紫さん、昼は普通の魔法使いにして夜はあんなに強い妖怪にしたのは新手の嫌がらせなのでしょうか?
魔理沙の言うように普通の魔法使いは睡眠も食事も人並み以上に必要となると夜妖怪になっても動きすぎれば昼にガタがでるだろうし・・・
かと言って昼行動しないと暗くて進む作業も進められない。
「・・・ねぇ、魔力コントロールができないなら私が手伝おうか?」
「手伝うってサラ、魔力コントロールってのはそう言う部類なのか?」
「私も魔力使うの下手だったから良く手伝ってもらって今の状態までコントロールできるようになったんだよ。」
「それは駄目だぜ。」
「・・・なぜ?」
「それじゃ自分の力じゃない。
それにそう言うのは一時的な物で、それを継続させるには一年は掛かるって前読んだぜ、違うか?」
「そう言われればそうかもしれない・・・」
「すごくわかりやすいな、その辺の理屈は科学的にも充分通る。」
「その科学の話を今夜私にわかるように話してくれないか?」
あぁ、今日はもう霧雨魔法店で泊まる前提で話しが進んでる・・・
「それじゃそろそろ。」
席を立ちネックレスを外しサラに付ける。
「これ返してくれるの?」
「いや、ちょっと森を廻ってくるから預かってくれ。」
「もうチャレンジするのか、努力する事は関心できるぜ。」
私に言ってるのか魔理沙自身を指しているか分かりにくい事ですね・・・
扉に手を掛け、魔理沙達の座ってる丸テーブルの方を向き
「危なくなったら必ず助けてくれよ!
本当にこれは頼みますから!」
ここはかなり重要なので言っておく事にした。
サラと魔理沙は笑顔を作り手を振る。
そして私はアリスの家を目指し霧雨魔法店をでた。
しかし数分してから気づいたが位置と距離が狂う以前にアリスの家の位置を私は知らない事に気づき霧雨魔法店に戻ろうとしたがすでに位置は狂っており・・・
数時間後にサラが迎えにきてくれて助かった・・・
最初のコメントを投稿しよう!