幻想の二、幻想入り?

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穴を抜けた・・・まず思った事は・・・ 「紫様の嘘つき・・・」 そして後ろを向き穴があるか確認したが、 「わかってたけど・・・ ばんなそかな・・・」 もうさすがに全て受け入れるさ・・・ 何を受け入れたかって? 察してくれ。 とりあえず重い荷物を地面に置き、 辺りを見渡してみる。 そこの光景は岩が浮いてる・・・岩が浮いてる? 天界かここは? その割には岩も空も紫に近い色をしているな とか思いつつ上を見上げてみると 「・・・あ」 さすがに唖然とした。 そこには凄く懐かしい生き物? 「バケバケだよなぁ・・・アレ・・・」 1人しかいないのに誰かに同意を求める私。 そう、バケバケを何匹か確認した。 ・・・という事は天界と言うのは有り得ない。 「東方怪綺談・・・ ここ魔界じゃん・・・」 思わず口ずさんだ、 スキマ入りの次は魔界入りなのかと・・・ 普通に幻想入りさせてくれ・・・ いや、そもそも東方の世界より俺はロマンシング・サガの世界が良い・・・ とか考えつつ荷物を持ちとりあえず歩き出す。 数分歩いたが何も見つからない・・・いや、魔界妖精を目撃したくらいかな? やはり白蓮と神綺の魔界は同じなのか? さらに歩き続けたが何も見つからん。 魔界良いとこ一度はおいで、は嘘だったのかルイズ! 「あーっ!!!」 いきなり私の視覚の方から声が聞こえた、 と思ったら上から・・・
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