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魔界城を目指してサラとともに歩き続ける。
1人で歩いている時と比べたら何倍も楽だ。
サラも荷物持ってくれて・・・いや、
漁ってくれてるが、荷物が減った分凄く楽であるのはたしか。
「その東方ってゲームで私が魔界人って事を解ってたんだ。」
今はサラが取り出した第2のケータイの説明をしている。
なぜ東方の話かって?
待ち受けが運悪くアリス・マーガトロイドだったからさ。
ついでにケータイのアプリでどう言うゲームかも見せた。
「この白い服に入ってたこれは定村の弾幕?」
は?弾幕?
と言うか、さっきからサラしか質問してない気がしてならない・・・
「・・・あ、それはメスだよ。
今日カッターナイフの変わりに使ったのを入れっぱなしにしてたんだな・・・」
「♀?」
わざとらしいなコイツ・・・
「♀じゃない、メスと言う人を切開したりして病気を直すための医療道具だ。」
「切開って何?」
「簡単に言うと体を切るんだよ。」
「え!?人間って切られたら病気治るの!?
スゲェ!」
ビックリされた。
魔界人はオペとかされなくても治るのか?
「言い方が悪かったな。
切って切り口から病気の悪い部分を取り出したりした後に切り口を糸で縫い付けて塞ぐんだよ。
私は皮膚科だから皮をメスではがしたり・・・
縫って傷口塞いだりするくらいかな・・・
まぁ一応皮膚意外の免許も持ってるし・・・
やろうと思えばちゃんとした手術できるかな・・・」
「殺っちゃうの?」
違うだろ・・・
くだらない話しをグダグダしてたら城が近くに見えてきた。
やっぱり家とは呼べるデカさじゃない。
まず私の五階立てマンションより大きいのは言うまでもない。
そして魔界城は巨大な岩の上に・・・
そして岩から城への階段辺りについた時に私は何かに感づいた・・・
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