あきらめ

2/3
前へ
/14ページ
次へ
 夢を追いかけて生きてきた。  子供なら夢ですまされるが、二十歳を過ぎた大人になると夢ともいっていられない。  現実を見て歩かなきゃいけない年齢。 理想なんてただの理想だって痛いぐらい実感する。 芸能界そこはきらびやかに見えるが実際きらびやかなんかじゃないひいきばかりの世界だ。 「ああ、思いっきり損した。」  おうてプロダクションのオーディションに受かり入った。  でも顔も平凡な私なんて上にあげれやしない。  整形する金もない。 いい加減、いやになってきた。 「そんなことゆわないの。」  親友の桜がそういった 「桜はいいようまく起動にのっているんだから。」 私の言葉に桜は苦笑する。 桜は私と同期でプロダクションに入ってきた親友、美人でスタイルもいい彼女は女優としてデビューしたてだ。つい昨日まで撮影で海外いっていた。    コマーシャルの隅にちょっとでただけでさっぱり芽がでない私と大違いだ。 「親ももう金だせないってゆってるし辞めるわ。」  いい加減に才能ないのを自分でみとめるべき、そうおもうしねとわ口にはしなかった。  しゃくにさわる。 「辞めちゃうの?」  悲しそうな顔する。 なぜ?美人な人たちにかこまれているからさびしくなんかないでしょ? 「うん、しょうがないよ私の稼ぎで続けるなんて無理だもん。」  それもあるがいい加減に疲れた。 いくら努力したって平凡はかてない。  世の中平等だなんていうけどそんなのうそだね、なんでも美人とかきれいが優遇される。 「そっか。」  みくだしているんだろうな。 自分うえだから。 私は何にもきがついていなかったそれはしっとだいうこと 自分が逃げてるだけだということに。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加