やっと……

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「あっチャイムだ」 ミドルは思った事を口に出していた。 「教室戻ろ」 「あぁ」 すぐ真後ろの教室に入った二人。 「お前ら、教室に声全部丸聞こえだが、ウカレタ蝶になってんじゃないよ」 先生が活を入れる。 「一途な風にのってました。「すいませんでした」」 「許してやる」 「どれが一番?」 「「無印です」」 「廊下でも何でも行ってよろしい♪」 先生は教室を、スキップに鼻歌というアニメのような組み合わせで教室を去った。 あの人、名前何だっけ?
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