やっと……

9/15
前へ
/86ページ
次へ
「勝手に殺すな!」 ミドルはたまらず口を挟む。 「今の流れはミドル死ぬべきだったわ」 「ミドルって会話の流れも分からないのな」 「「生きる価値あるの?」」 ミドルは、自分の扱いに泣いた。 「大丈夫?」 「レイラ。ありが……」 「なんて言うと思った?ゴミの癖に涙なんて流せるのね。感心感心」 「言うと思ったよ!」 「今の時代ゴミも涙流すんだよーだ」 ミドルは一人、自席で次の授業を待った。 またまた鐘の音が鳴った。 「グランドで召喚獣を召喚するんだー」 クラスの者は次々に教室を出て、グランドに向かった。 誘ってくれるかと思ったけど、あいつら普通に置いていきやがった。 ゴミには興味が無いってか!? 恐ろしい子!
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加