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「そう言えば、お前の名前って何だっけ?」
「インセーン!インセーン・フラーザ!」
何年間僕ら一緒に居るのさ。今更名前なんて……
「はじめましてだよね。俺はハルヒって言うんだ。よろしくね」
「何、ちゃっかり初対面、装ってんの?しかも、嘘教えて!」
「アンタ宇宙人でも何でも無いでしょ?」
「そりゃ、そうでしょ?」
そんな訳無いとインセーンは反論する。
「じゃ、目の前から消えて」
「心やら、蹴られた所やらが痛いんだけど!」
「そんな細かい事は置いといて、帰る?」
「細かくない!」
理不尽な扱いにインセーン(セーン)は反論するが…
「俺にとっちゃ、細かかったな」
ミドルは、一人帰りだした。
「置いてかないでよ」
「置いてかれないでよ……」
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