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クラスメイト達と別れ寮の自室へと足を踏み入れる 一人部屋のそこはただ寂しさを倍増させるだけで 俺は鞄を放り出し、ベッドに倒れ込むようにして涙を流した 肩を震わせて、 いつまでも、いつまでも 「はる、ちゃ…ん…」 呼んでくれたのにね 返事しなくてごめんね でも春ちゃんにはアキがいるから大丈夫だよね? 邪魔しないよ? 決めたんだ。 二人がうまくいくように 幸せを願うって。 いつか話せる日が来るから .
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