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「ナツはそんな簡単に怒るやつじゃありませんよ」 春ちゃんから離れ、キスしてしまえばよかったなんて考えながら下校する。 呆然とする春ちゃんにまだ言えないと唇を噛み締めながら。 抱き締めるだけで想いが伝わったら良いのに… そして翌日からナツの徹底した無視が決行された。 見ない、聞かない、話さない。 その行動は春ちゃんの心を更に奥へとしまい込ませる結果に繋がる。 僕は屋上へ向かったナツの後を追い掛けた .
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