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真っ直ぐ帰ったであろう春ちゃん。 少しふらつきたくてあてもなく街を歩く 「あっつ…」 日射しに目を細めていたらドンッと前方から来た人物とぶつかった 「あ、すみませ…」 僕よりちっさ… 中学生か? 「ごめんね~」 ふにゃっと気の抜けるような笑みを見せて謝ってきたその人はペコリと頭を下げて立ち去ろうとしていた 「あ…」 何かまだ離れたく… .
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