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ﾁｬﾑﾁｬは首を捻り、ﾛｯｸ達は楽しそうにｸｽｸｽ笑いながら昇の後について行く。
昇は後ろを振り返ってため息をつく。
「まあ。とにかくどっか安全そうな場所に行くか。」
昇は周囲を見渡すと指をﾊﾟﾁﾝと鳴らした。
それと同時に全員移動して校舎の屋上に居た。
「あれ？」
ﾁｬﾑﾁｬが驚きの声を上げた。
その声にﾌﾞﾙｰﾘｱが笑顔で言う。
「昇の転移だよ。屋上に居たら全体の様子が見渡し易いでしょ？」
「あ。そっか。でも、ﾉﾎﾞﾙ凄いね。全員一度に転移？」
ﾁｬﾑﾁｬの言葉に昇は苦笑する。
「まあ･････ね。」
その時学園のあちこちで声が上がり始めた。
「お。始まったな。」
ﾛｯｸが楽しそうに言う。
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