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ミカエルはため息をつくと言う。
「その情報が事実ならば我等が此処にいる理由はないな。」
「そうですね。。」
ガブリエルも同意する。
「うん。そうだね。じゃ。帰る?」
昇は荷物を纏め終わりボックスに放り込む。
「じゃ。町の外で転移すっか?」
そう言って昇は歩き出した。
「あ!待ってよー。ノボルーーーー!」
チャムチャは急いで昇の後を追う。
「我等も行くぞ。」
ミカエルはガブリエルを従えて歩き出す。
その頃にはアモンは立ち上がっていて少し遅れて歩き出していた。
(いや。驚いた。全く。)
頭を掻きながら考える様子のアモンにガブリエルが言う。
「何かあったのか?アモン。様子がおかしいが?」
アモンは慌てて首を振る。
「いや。何でもない!」
(バレたら・・・・・・殺される?)
背中に冷たい汗を感じながらアモンは皆と歩き門の外で昇の力で学園へと転移していた。
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