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生徒達は皆急いで移動を開始する。
昇は大きな欠伸をすると立ち上がって移動を始める。
その昇の後ろを魔王達が付いてくる。
昇はため息をついて言う。
「何だよ。何か用か?」
魔王達は戸惑った様子で言う。
「いや。アモンから聞いてはいたが・・・・・・・・何だか信じられなくてな・・・・・」
困ったような表情でベルフェゴールが言う。
昇は大きなため息をついて言う。
「交わしてんだ。判るだろうが。」
眉を寄せてルシファーが言う。
「判ってはいるのですが・・・・やはり。印象と言いますか・・・・イメージが・・・・・・・・」
昇は不機嫌そうに振り返って言う。
「煩せえよ。お前等がどんなイメージ持ってんのか知らねえがな。俺は俺だ。悪かったな。予想外で。」
プイと顔を背けて昇は歩き出す。
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