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そんな昇の様子に何時の間にか魔王達はクスクス笑っていた。
その声に昇は不機嫌そうに歩く。
魔王達は笑顔のままグラウンドに入って行った。
グラウンドでは全員にネックレスが配られた。
「このネックレスは身につけて下さいね。
貴方達が受けた傷や衝撃を変わりに受けてくれます。
そして一定量を超えれば強制的に学園へと転移されて戻ってくる事になります。
今から全員をある島に転移させます。
そこでランダムに組まれたメンバーで3週間を過ごして貰います。
皆で協力して生き延びて下さい。
耐えられずにリタイアしたい時は自分でネックレスを砕いても構いません。
唯。その場合は単位は与えられませんので覚悟して下さいね。
では。皆さんの無事を祈ります。」
学園長の言葉が終わると同時にグラウンドは光に包まれ其処には誰も居なくなっていた。
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