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そう言って昇は大きく伸びをした。
「さあて。どうすっかな。
このまま此処にいてもしょうがねえぞ?
魔物も近くに居るみてえだし。」
昇の言葉に5人は一気に正気に戻った。
「え?魔物?」
「嘘!何処?」
そう言った途端だった。
周囲の森からホワイトウォルフの群れが現れた。
「うわ!まずい!どうするんだよ。」
「囲まれてるじゃん。」
その瞬間昇はにまっと笑うと言う。
「目を閉じろ!」
昇の言葉に皆目を閉じた。
周囲は強い光に包まれた。
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