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{そうか?まあ。お前が良いのならいいが・・・・・}
ソルは昇の傍まで来て身体を摺り寄せるようにする。
昇は苦笑して頭を撫でる。
「なあ。そいつって・・・・・まさか・・・・・・使い魔?」
ロックが不思議そうに言う。
「え?待ってよ。ノボルって使い魔呼べなかったじゃないの!」
ソリルが言う。
「どういう事・・・・・なんだ?」
昇は困ったように笑うと言う。
「確かにこいつとは使い魔契約してるけどさ。
こいつは俺の親友なんだよ。
普段は俺の妹の傍に居て貰ってて時々用事があると来て貰うんだ。
こいつ賢いんだぜ?」
昇の言葉にソルは身体を震わせるとそのまま横に伏せる。
そして嬉しそうに尻尾を振りながら昇の話しに耳を立てる。
「へえーーーーー。もう使い魔が居たから呼べなかったのかなあ。」
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