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昇は比較的近くにあった大きな大木の傍に来た。
そして上を見上げると言う。
「ちょっと待っててくれ。確認してくる。」
そう言うと昇の身体はふわりと浮かび上がり木の茂みの中に消えた。
「え?何で飛べるの?」
「風?でも彼光と闇って言ってただろ?」
皆が銘々口々に言っていると又フワリと昇が降りてきた。
「行けそうだな。皆。上がれるか?」
昇の言葉に皆ざわめく。
「いや。風の属性持ってても飛べないだろ?簡単には・・・・・・」
ブルーリアの言葉に昇はため息をついて言う。
「しょうがねえな。」
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