23246人が本棚に入れています
本棚に追加
ミカエルの言葉に何か気がついた様子でガブリエルは言う。
「あ!まさか。その人間ってあの?」
ミカエルは床のクッションに座りながら言う。
「ああ。そうだ。あの黒髪眼鏡の餓鬼だ。」
ミカエルの言葉に皆は顔を見合わせる。
「やっぱり、あの餓鬼には何かあるな。」
「我々の転移魔法陣を一瞬で解除できる実力の持ち主なのだから、唯の子供ではないと思ったが・・・・・・・・・・」
ラファエルもケルビムも考えるように言う。
「本当に変な子ね。」
不機嫌な様子でセラフィムが言う。
ミカエルは周囲を見渡して言う。
「今後はあいつの動向に注意を怠らないようにしよう。」
ミカエルの言葉に全員が頷いた。
最初のコメントを投稿しよう!