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「出来るだけ皆、立つなよ?」
昇は床に座り壁に寄りかかって目を閉じる。
素直に皆床に座りじっとしている。
「暇だよな。」
「そうね。」
ロックとソリルが言うと昇は大きく息を吐いて指をパチンと鳴らす。
すると全員の前にカップに入った紅茶とケーキが並べられた。
「お!美味そー!」
思わず声を上げるサンダース。
昇は眉を寄せると言う。
「静かにしろよな。」
皆無言で頷きお茶を飲みケーキを食べる。
昇は無言で目を閉じたままだ。
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