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昇は渋い表情で言う。
「こいつらにはサバイバル訓練の時にバレたんだよ。」
そう言う昇を皆楽しそうに見つめる。
「知らなかったの・・・・・僕だけ?」
昇は苦笑してチャムチャの頭を撫でる。
「ごめんな。あまり知られる訳にはいかなくてさ。
一応・・・・・・俺は既に卒業してる筈なんだし。
・・・・それに・・・・・・俺、普通の生徒ってわけじゃねえしな。」
少し寂しそうに昇が言った途端だった。
昇の後ろから突然誰かが昇に抱きついた。
「またそんな事言ってるの?昇」
昇は苦笑して言う。
「ファニー。」
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