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手の中の卵が光始めて、突然に割れた。
そこには、小さなピアスがあった。
「何？これ？」
私は、それを光に透かしてみたり、魔力を流してみたり、色々してみた。
けれど、何も判らなかったし変化もなかった。
「着けてみろって、事かな。」
呟くように言った後、私は、それを持って洗面所に移動し鏡の前に立つと、ゆっくり着けてみた。
でも、変化は無かった。
「ん？何だろ。これ？」
その時、リビングで音がした。
私は、警戒してそっと探知してみて驚いた。
「え？嘘？何で？」
慌てて、フードを被ってリビングに戻った。
そこには･･･････。
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