23249人が本棚に入れています
本棚に追加
/1152ページ
アモンは真っ赤になったまま、少し離れた位置で固まっている。
「アモン様。どうなされたのですか?」
困惑した表情で問いかける、ナイティア。
アモンは手で口元を覆ったまま、真っ赤な顔で言う。
「お・・・・・お前・・・・獣人の血を引いてるのか?」
「え!」
ナイティアは、慌てて頭に手を上げる。
そして、そこに間違いなく存在する耳。
「え?あ?嘘?」
ナイティアは慌てて、鏡を出す。
最初のコメントを投稿しよう!