天界・人間界・魔界(イベント編・結果)

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本当に嬉しそうな表情をするナイティア。 「嬉しいです。覚えていてくださったのですね。」 そう言って微笑むと、何故かまたしても更に真っ赤になるアモン。 「私はあの時以来、アモン様にご恩をお返ししたいと思っていましたし・・・・・・。 それに、ずっとお慕い申しておりました。 けれど・・・・・・・。 隊規に違反してしまいましたね。」 そう言って哀しそうに笑う。 そして、俯くと言う。 「もう・・・・・・。アモン様のお傍には居られないですよね。 やはり・・・・・・・隊規を破った以上・・・・・・・除隊ですよね。」 そう哀しそうに言うナイティアにアモンは深呼吸をして言う。 「何故・・・・・・・。我が、側近の部隊に獣人を入れないと言ったか・・・・・理由を知っているのか?」 アモンの言葉に、ナイティアは首を振る。 「いいえ。」 ナイティアの言葉に、アモンは少し沈黙する。 そして、躊躇うように言い始めた。 「今から、話す事は・・・・独り言だ。 聞き流してくれて構わない。」 ナイティアが驚いて顔を上げると、アモンは哀しそうな表情で,窓の外を見ていた。 その時には、もう、顔は赤くなかった。
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