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さてと誰がいいかな。
う~ん、さすが普通クラス行き。トキメクやつが一人もいない。
まぁ、適当でいいかぁ。
ほら、入学したし、この測定で退学なんてありえないでしょ。
???
「そこのガキ、さっさとグループ作れや(睨)」
うわぁー、何この人失礼すぎる。
てか、タバコ吸ってるし、まさか先生?
先生?
「そこのガキと隣のガキもこっちに来い。」
威圧感ハンパねぇ。
この有無を言わせない感じ、ただ者じゃないな。
先生?
「これでこいつら合わせて5人か。」
その人の後ろには、青ざめた生徒が2人。
終わった…
俺様先生
「じゃ、俺様から直々に教えてやるから、有り難く思え。」
やっぱり先生様でしたか。
俺様先生
「いいかぁ、魔法は簡単に扱えると思うなよ。そいつ一人一人の技量がある。つまり限界がある。だから競ってするもんじゃねぇ。まずは自分の限界を知れ。」
おぉ、なんだか先生らしく見えてきたぞ。
俺様先生
「今俺の手のひらに火をだす。お前らはそれを見て自分の手のひらにだすイメージをしてみろ。」
そういうと、先生の左手に小さい火がともった。
すげぇー、これと同じ火を手のひらにだすと…。
うん、予想通りでてこない。
俺様先生
「まぁ、根気よくやることだ。イメージはあらゆる魔法で共通して必要なものだ。だから手ぇぬくなよ。」
根気か、忍耐が必要だな。
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