蜜
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【障子一枚、其の先は 気付いては成らぬ妻の情事 甘い声は喰われる事を望み 高鳴る鼓動は牙を剥く。 そういえば、出会った頃から言われていたんだよ。 『あの女は魔性の女だぜ…』と。 いいんだ いいんだよ。 それでいいんだよ…。 今日も障子一枚その先で 甘い疼きの声がする。】
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