不可解な事件

2/8
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
「おーっす」 俺は手を挙げて親友の外流(がいる)を呼んだ。 「おう、試験はどうだった?」 「うーん…まぁまぁかな」 「ちゃんと合格しろよ三根(みね)」 「当ったり、前だろ、これで一緒の高校、行けるんだしな」 「そうだな」 俺は有城・三根  (ありしろ・みね) 真っ黒な髪とスラッとした筋肉質な体が特徴的で成績は、そこそこ普通だ …で隣に、いる親友は  難波・外流 (なんば・がいる) きれいに切り揃えた緑髪と黒ぶち眼鏡が特徴の親友。成績はいっつもオール5で、スポーツ万能、成績優秀、ゲームも得意で今まで全クリしたゲームは100を超える主に得意なゲームは…音ゲー格ゲーギャルゲーとかアクションゲームやシューティングゲームも得意らしい。今、言ったゲームはどの時代のカセットもクリアしてきたらしいのだがヤバいくらいに上手いのであった。 俺らは雪の降る道を歩いて帰っていく、ことになった 「はぁ~…ったく何で高校入学試験が冬にあるんだよ、めっちゃ寒いじゃねぇか」 俺はため息混じりで言った 「仕方ないだろ、」と外流は言って続けた 「冬に試験が、あるのは普通だし、4月から入学式もあるし色々と準備もしなければならない、」 その続きは俺が言った。 「それに、この高校が無ければ入学どころか、試験もないしね、こんな日があるのは─」 『一期一会だからな』 俺はセリフを外流に奪い取られた。 「─……っておい!俺のセリフとるなよ」
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!