視線を向けてよ!

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「ねぇー見てぇー!!おじさん書いてみた」 「あはは!何それ愛斗おもしれ」 「愛斗の絵はユニークだよね」 俺はいつも、バカをやっている 元々楽しいことが好きだし みんなに注目されるのも好きだ でも、俺がバカやってるのはある人に見てほしいから 少しでも俺を見てほしいからだ そいつの名前は古谷 春とても爽やかボーイだ 中学の時から仲が良く 一緒にいて飽きない奴 まぁー親友って言ってもいいくらいかな? そんな俺が古谷を意識しだしたのは…この演劇部に入ってからだ ここの演劇部は先輩達も一年達もとても仲がいい だから…古谷とももちろんみんな話しかける それを見ただけで俺は何故か胃のあたりがムカムカした あぁーこれが恋なのかっと自覚したのは部活に入部してからそう時間はたたなかった 別に、ビックリもしなかった 俺は元々同性同士の恋愛に偏見はなかったし 古谷だから好きになったんだ 古谷が女だったとしても好きになっただろうとも思うし あぁ… 俺はどんだけ好きなんだよ 。
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