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「ねぇー古谷これさぁ」
同じクラスの伊都口 和(イトグチカズ)が古谷に話しかけてきた
「あぁーこれか!物凄くいいよな」
話がかなりはずんできている
なんかイライラ
「でさ…このキャラが」
「だよなぁ~」
ガバッ!
「俺は~飛ぶー!!」
「何言ってんだよいきなり愛斗」
「あはは~頑張れ」
君に見てほしくて俺は変な発言をした
チラリと古谷の方を見るとイト君と楽しそうに何か見てる
「うぅ"…古谷のバカやろう!!」
俺がそう言うと古谷はビックリしたような顔をして俺を見た
「な"…なんだよいきなり。人に馬鹿っていっちゃいけねぇーんだぞ」
そう言い終わると古谷はイト君の方に視線を戻した
どうして、俺を少ししか見てくれねぇんだよ
「知るか!古谷なんか知るか」
俺は近くにいた王之 優里(オウノユウリ)に抱きついた
「んな!僕だって愛ちゃんなんか知るか」
そう言うと
古谷は体ごと、俺に後ろを向けた
。
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