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四つ這いになって近づく少女。
白い素肌に紅い目、腰までの金髪。
そして…
「…鎖?」
少女の鎖骨から胸元には小さな鎖の形をした刺青があった。
これだけで彼女が何者なのか言わなくてもわかる。
この鎖は魔術によるものだ。
「そう鎖、君はなんでこれがついてるか知ってる?」
首を横に振る。
「そう…まぁ今は関係ないか。」
「あの…昨日は一体何が…?」
「ごちそうさまでした」
「だから何が?」
「いや、その…てへっ」
『てへっ』ってあなた…まさか…
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