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ヨネは二人の会話に聞き耳をたてるとなんか違和感が…。
マリモ「ボス君は何かペット飼ってるの?」
当たり障りない会話。
ボス「犬飼ってるよ。雑種だけどね。」
そう小汚い白い雑種でやたらと吠える。
ボス「マリモは何か飼ってるのかい?」
ボスも当たり障りなく返す。
その時…。
マリモ「私マリモ飼ってるの♪もうめちゃカワイイくて~(省略~)…。」
永遠と数分か数時間マリモについて語るマリモ。
ボスをみると顔が引き攣ってピクピクしてる。
それでも気にせずマリモを熱く語るマリモ。
マリモと言うあだ名…。
もちろんこの時付いたことは言うまでもない。
マリモ「うちにいっぱいいるからあげるよ♪このあとうちに取りにおいで♪♪♪」
マリモはマリモについて語り明かしたのが嬉しいのか笑顔で聞く。
ボス「……うち犬いるからいいや…。」
もう意味不明な言い訳でボスは逃げる。
マリモ「…そう……。」
悲しげな表情に変わるマリモ。
マリモはどっちに対して悲しかったか…。
ボスを家に連れ込めなかったこと。
マリモについて永遠に語ったのにもかかわらずマリモ仲間を増やせなかったこと。
おそらく後者だろう…。
ここまできたら洗脳だ。
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