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葵「気が利きますね!お兄ちゃん、私から、書いて良い?」
恭真「ああ。」
葵「黒影 葵っと…書きましたよ。」
宅配業者「では、続いて恭真様の御記入をお願いします。」
恭真「あっ、はい!」
葵「お兄ちゃん、どうして、敬語なの?」
恭真「葵…お前は、礼儀ってものを覚えなさい。」
葵「変なお兄ちゃん。私、部屋に戻ってるね!」
恭真「…すみませんね。駄目な妹で…。」
宅配業者「いえ…。それより、御記入の方をお願いします。」
恭真「あっ…、すみません。黒影 恭真っと…書きました。」
宅配業者「はい。…確かに確認しました。では、こちら宅配の品になります。」
恭真「はい。ご苦労様でした。」
宅配業者「いえ…。では、失礼します!」
宅配業者が去って行くのを見届け…恭真は、家へと入った…。
恭真「いったい誰からの小包だ…?え~と…」
葵「お兄ちゃん!まだ、終わらないの?」
恭真「はあ…。今、行くよ!」
葵「あっ!お兄ちゃん!早く開けようよ!」
恭真「別に今開けなくても良いだろ?」
葵「お兄ちゃんは、中身が気にならないの?」
恭真「そりゃ…気になるけど…差し出し人は、誰なんだ?」
葵「見せて!」
恭真「あっ!こらっ!」
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